6月12日(土)性教育学習会を開催します。人生が豊かになる「性」のはなし←終了しました

もっと詳しく。大人が学ぼう!
人生が豊かになる性のはなし
講師:村瀬 幸浩さん
元一橋大学・津田塾大学講師 日本思春期学会名誉会員

◎日時◎ 2021年6月12日(土)14:00~16:00
◎場所◎ 荏原第一区民集会所 第1集会室
◎定員◎ 会場30名・オンライン100名
*感染症対策として会場定員90名のところ30名としています。
*オンライン参加の方はこちら
①性教育学習会オンライン参加申し込み②お名前③住所④電話番号⑤メールアドレス
以上5点をご記入いただきご送付ください。
■参加費:無料
■主催:品川・生活者ネットワーク子ども部会
 ※お問合せはTEL:5751-7105 FAX:5751-7106

~子ども部会の今までの取り組み~
品川・生活者ネットワークの子ども部会では、
■2017年にコンビニエンスストアに陳列されていた成人向け雑誌の陳列状況調査を趣旨に賛同した市民とともに行いました。
■翌2018年には、調査結果報告と共に助産師を講師に招き性教育学習会を実施。
■2020年8月に学校では教えてくれない「性教育」~子どもへの性の伝え方~という学習会を開催

 

コンビニの成人向け雑誌の陳列状況を調査した2年後、2019年には、大手コンビニエンスストア3社が成人向け雑誌の販売を原則中止すると表明しました。
現在、コンビニエンスストアで性犯罪を助長するような激しい性描写が描かれた成人向け雑誌の表紙を目にすることは無くなりました。

東京都教育委員会では、若者の性感染症や性被害が増えている背景から「現代的な課題に対応するため」として2019年に「性教育の手引き」を改訂しました。
2021度には文科省が、具体的な性行為や避妊は教えないという方針は変えないままですが、デートDVやプライベートパーツ(ゾーン)を伝える「命の安全教育」という新たな教育を始めました。

2020年に新型コロナウイルス感染症が蔓延し、休校等により子どもが居場所を無くした時期(3~5月)に思いがけない妊娠に悩む女性を支援するNPO法人「ピッコラーレ」が運営する相談窓口「にんしんSOS東京」では、
10代からの相談が例年の1・6倍に増えたと報告しています。(記事→コロナ禍で浮かんだ日本の性教育の欠陥 中高生の妊娠相談急増、子ども責める前に考えて

徐々にではありますが、社会が子どもや若者の現状に即した変化をもたらしていることは評価します。声を上げてきたことが実現してきました。
しかし、思いがけない妊娠などその当事者となる女性が苦しむ現状は変えていかなければならないと痛感しています。

生活者ネットワーク子ども部会では、子どもが正しい性の知識を得ることは、
予期せぬ妊娠や、性暴力を防ぐことになり、女性や子どもの権利、尊厳を保障する社会の実現へと繋がる。
と考え、2020年8月に学校では教えてくれない「性教育」~子どもへの性の伝え方~と題して学習会を開催しました。

残念ながら私たち大人も、正しい性の知識を得る機会が乏しかったと考えます。
それが現在、社会問題となっているジェンダー問題=人権問題に繋がっているのではないかと感じています。今からでもできることはあると学習会を企画してきました。

今回の学習会では、「パートナー」との関係のあり方や、一人の生き方。男女の心身の変化について、
セクソロジー(性科学)研究の第一人者である村瀬 幸浩さんから科学的な視点からお話を伺います。

是非、ご参加ください。