「不適切指導」を無くす!子どもも教員も人権が守られる学校をつくろう〜品川区から子ども若者が希望を持てる社会へ変えよう!③〜
安全な生徒指導を考える会(以下、考える会)は、教員の不適切指導を問題提起する任意団体です。
不適切指導により命を絶ってしまった子どもの家族などが活動をしています。
考える会をはじめとした当事者による訴えと働きかけにより、2022年12月に「生徒指導提要」が12年ぶりの改訂となりました。
改訂版では、子どもの権利や、具体的な「不適切指導」の例示が記述されるなど、考える会による力強い働きかけに応えるように反映されています。
しかし、未だに学校現場では子どもへの「不適切指導」は日常的に行われている現状があります。
生徒指導提要が教員・子ども・保護者にも理解され周知が広がること。
そして何よりも、「子どもの権利」についての認識を広げることが重要です。
【日常的にある「不適切指導」とは?】
子どもや保護者からよく声が届くのは、≪教員の怒鳴り声が響く学校の現状≫です。
「諭す」のではなく、感情に任せて子どもを叱責することは、叱責を受けた子どもが傷つくだけでなく、その様子を見せられている子どもたちも委縮し傷つきます。
大勢の前で一人の子を叱責し、クラスの子どもたちに連帯責任を負わす。
子どもが訴える声を聞かず、教員が決めつけて一方的に叱責する。
また、教育現場であってはならないことですが、
授業でわからなかったところを教員に聞きに行っても「できない奴はあきらめろ」と向き合わずに取り合わない。
…など、子どもを孤立させてしまう”不適切な指導”=人権侵害があります。
ほとんどの教員が、一人ひとりの子どものことを思い必死に向き合っていることを承知していますが、
上記のような事例について、子どもや保護者から相談の声が後を絶たないのも事実です。
【子どもは簡単に死んでしまう。ということを知ってほしい。】
これは、子どもを自死で亡くした保護者の言葉です。
子どもは大人に比べて圧倒的に経験が少なく、大人にとって”たいしたことではない”ことでも、
子どもにとっては心身に大きく影響することがあります。
その結果、子どもは心理的視野狭窄に陥り、突発的で最悪な行動に出てしまうことが残念ながら起きているのです。
自ら命を絶つことを子どもにさせないために、私たち大人は、”大人の言動ひとつで、子どもの個性を潰し、最悪の場合には子どもの未来をも奪うことに繋がる。”ということを強く認識すべきです。
【変わりつつある教育現場】
”子どもの「なんでだろう?」を尊重し、教員が話し続け教え込む教育から、
子どもの主体的な学びをサポート・ファシリテートしていく教育現場にしていこうと教員間で話し合っている。
授業方針を変えて、子どもたちがワクワクする学校へ変革していきたい!”
と、意気込んでいる区内の学校があると知りました。
子どもの最善の利益、子どもの幸せをまず第一に考える教育現場への改革が広がることを願い、学校現場の改善を心から期待します。
子どもたちが長く過ごす学校現場での経験は、子どもの将来に繋がる大きな刺激や影響を与えます。
良い刺激を受け、子どもが自信と期待をもって成長できる学び場となるように、皆さんと連帯していきたいと思います。
川崎市子ども夢パークへ行ってきました 〜品川区から子ども若者が希望を持てる社会へ変えよう!①〜
教科書展示会ツアーと、子ども井戸端会議に参加しました。〜品川区から子ども若者が希望を持てる社会へ変えよう!②〜
田中さやか
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