東電原発事故から15年 【企画紹介】帰れない人、土地を作らないために再稼働は認めない~2011.3.11現地を取材されていた韓国人ジャーナリストに届け~

🔳被災地交流講演会~つながりで支える復興 東日本大震災から15年の記録とこれから~(申し込み締め切り3/5)
2026年3月6日(金)10:30~12:30
生活クラブ館 地下スペース2(世田谷区宮坂3-13-13)/オンライン
主催:生活クラブ東京

🔳パネル展「原発事故15年 福島『帰れない』家 帰還困難区域の今」
2026年2月4日(水)~3月15日(日)
東京ボランティア・市民活動センター(東京都新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ10階)JR飯田橋駅前
(3月7日(土)14:00~本展登場の渡部正勝さんと今野実永さんをゲストにトークイベント開催)/オンライン
主催:福島大学 地域未来デザインセンター相双地域支援サテライト

東京電力福島第一原発事故はもう終わったかのように報道が減り、放射能を危惧する声も減っています。

原発事故の収束が進んでいるとは言えない中で、高市政権は原発の再稼働を進め、原発推進を訴える国政政党が増えてしまいました。

原発の運転差し止めを命じる判決を言い渡した元福井地裁判事の樋口英明さんは言います。
(1)原発事故のもたらす被害は極めて甚大
(2)それゆえに原発には高度の安全性が求められる
(3)地震大国日本において原発に高度の安全性があるということは、原発に高度の耐震性があるということにほかならない
(4)わが国の原発の耐震性は極めて低い
(5)よって、原発の運転は許されない

耐震設計は一般住宅より低く見積もられ、また、原発は人が関わり続けないと制御ができません。
万が一の時に誰が関わり続けるのか。そのようなリスクが想定されておらず「万が一のようなことは起きない」という前提で原発はつくられています。
(参考→原発を止めた裁判長 そして原発をとめる農家たち講演会「私が原発を止めた理由」樋口英明氏原発と司法 国の責任を認めない最高裁判決の罪)

私はもう二度と、帰れない人や、帰れない土地を作りたくありません。

One last hug 命を捜す 岩波友紀(いわなみ・ゆき)【写真集】
浪江町消防団物語 無念 【動画】
消防団の無念アニメに(朝日新聞)

原発・放射能さえなければ、救えた命や、捜索ができた場所があります。
この事実と向き合わず、「安全神話」で再稼働に進む国、政党、政治家を、私は認めません。

昨年、南相馬市からの避難者、井上美和子さんの朗読劇「ほんじもよぉ語り」を聴きに行きました。
2011年当時、幼い子どもを連れながら必死に避難した井上さんの話に胸が締め付けられました。

「あなたの選択は間違っていない。」
避難をするために幼子を連れて空港にいた井上さんは、様々な葛藤に襲われたそうです。
その時に、東電原発事故後すぐに現地に入り取材をしていた韓国人ジャーナリストに出会い、
「あなたの選択は間違っていない。」と、彼に背中を押されたそうです。

できることならもう一度会って御礼を言いたいと話されていました。
心当たりのある方、ぜひ、井上さんにご連絡ください。

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田中さやか