区議会第1回定例議会で、代表質問に臨みました
品川区議会第一回定例議会は2月21日から3月28日の会期で現在開催中です。会派「品川・生活者ネットワーク」として初めて、幹事長の私が代表質問を行いました。3人の議席を得たことで、獲得できた権利です。今までは、2名の議員の会派でしたから、4回の議会を通算して1年でたった1度、20分しか本会議場での質問の機会はありませんでした。都内自治体議会でも、品川区議会は質問ができる回数が少ない議会です。議会によって質問回数はとても違う現状があります。
今回の代表質問で会派に与えられた時間は30分あります。この大事な機会を活かして品川・生活者ネットワークは区が基本構想によって進めようとする政策の方向と進捗を確認しました。そして今回は、森澤区長の初の所信表明ということもあり、区長が掲げる区民とともに進める区政運営についても質しました。
通告項目は1.~6. ①~③は質問項目の要旨です
1.子どもの権利の確保と、その根拠となる「品川区子どもの権利条例」の制定について
①子どもがアクセスしやすい権利擁護機関の設置について
②品川区子どもの権利条例制定について
2.共に学び共に生きるインクルーシブ教育の推進について
①品川区のインクルーシブ教育の認識について
②発達障害児支援員のあり方について
3.公給食等の「食の質」の確保について
①ゲノム編集トマト苗の受け入れについて
②学校給食の無償化について
③すまいるスクールの昼食について
4.介護をされる人も介護をする人も、自分の人生を歩める支援策について
①介護者への支援策について
②ケアラー支援条例について
③地域包括支援センターの位置づけについて
5.環境基本計画中間見直しの成果と課題について
①化学物質の削減について
②プラスチック資源循環法の施行後の品川区の施策について
6.羽田新飛行ルートや、リニア中央新幹線、新庁舎建設を含めた品川区のまちづくりについて
①羽田新飛行ルートについて
②リニア中央新幹線について
③区庁舎を含めたまちづくりについて
品川区議会は1つの質問項目には区長が答弁しますが、後は部長が答弁します。品川・生活者ネットワークの質問の区長答弁は5番目の環境基本計画の見直しの成果と課題についてでした。30分という時間がありましたが、品川区の課題を取り上げ、品川・生活者ネットワークの政策提案をしっかり伝えなければと、質問することも多くなり、とても時間が足りなくなってしまいました。代表質問についての報告は品川・生活者ネットワーク区議会報告ニュースなどに取り上げていく予定です。
本会議の会議録は、現在は1月に閉会した第4回定例会分までしか区議会ホームページに公開されていませんが、インターネット録画はすでに公開されています。こちらで品川・生活者ネットワーク・田中さやかの代表質問と理事者答弁をご覧いただけます。
(たなか・さやか)