武蔵小山駅周辺再開発の説明会が開催されます。パルム商店街が超高層ビルに挟まれる⁈


7月7日(水)の建設委員会の資料のひとつに「小山三丁目第1地区および小山三丁目第2地区再開発事業事業者による近隣説明会」の開催について報告がありました。

説明会開催についての周知は、計画建物(予定)の高さ約2倍の範囲で、敷地とする境界から半径約290m圏内に住む地域住民へチラシが配布されたとのことです。
範囲の対象に当てはまらない方でも、もちろん説明会への参加は可能です。

○小山三丁目第1地区
開催日時・会場
7月9日(金)14:00~・16:00~・18:30~ スクエア荏原大会議室(品川区荏原4-5-28)
7月10日(土)13:45~・15:15~ 荏原第一地域センター(品川区小山3-22-3)
7月12日(月)18:45~ スクエア荏原ひらつかホール(品川区荏原4-5-28)

○小山三丁目第2地区
7月16日(金)18:30~ 品川区立荏原文化センター 大ホール(品川区中延1-9-15)
7月17日(土)18:30~ 品川区立荏原文化センター 大ホール(品川区中延1-9-15)

○再開発についての生活者ネットワークの考え方
道幅が狭いなどの理由で住民生活に支障があり、地域住民からも必要とする声が挙がっている地域での再開発については生活者ネットワークも進めるべきと考えます。
しかし、品川区で現在進められる再開発は、地域住民へ十分な説明がなく進められており、各地域の住民から不満の声があがっています。

また、品川区行政の中での調節がされておらず、インフラが整わないまま超高層ビルが建ってしまい保育園や学校、保健センターなどがすでにいっぱいの状況が発生しています。
そして、ビル風による風害も深刻です。
今回示された超高層ビルも、現在、すでに立っているパークシティ武蔵小山と同様、航空法ギリギリの高さ145mを予定しています。

再開発は地域住民との十分な話し合いの場を持つことは絶対条件です。
そして、超高層ビル化については、災害時のリスクが高いこと、これからの人口動向や環境影響等を踏まえても見直すべきだと考えます。

(田中さやか)