遊説事始めは5日から 6日には『ガラスの天井 女性と政治』(毎日新聞)に品川ネットが紹介されました!

 

年末年始は大井町駅頭をお借りしての遊説。子どもを放射能から守る「脱被曝」、今よりもっと政治への関心をひろげたい「卒無関心」などをテーマに訴えています

 

2人揃って品川ネットの政策を訴える。私、田中さやか(左)と、もう1人の候補予定者、吉田ゆみこさん

遊説事始めは、1月5日から

遅ればせですが、新年おめでとうございます。今年は、たくさんの良きことを聞ける年にできるといいですね。そしてこの4月26日は、4年に一度巡ってくる品川区議会議員選挙の投票日。私、田中さやかにとってこれまでの人生で最大のチャレンジの年、2015年の幕開けに、改まった気持ちで近況と活動報告をさせていただきます。

1月5日を事始めに、私の在住地・武蔵小山周辺や大井町などで遊説活動に励んでいる新春。昨日(12日)の大井町駅頭遊説では、新成人を祝う式典を終えた晴れ着姿の若い人並みに出会うことができました。皆さんの、一人ひとりの晴がましい心持ちが伝わってくるようですし、どの人も私たちのまち品川の担い手になる人たちなのだなあ、と感慨もひとしお。私のマイクを握る手にも、思わずちからの入る演説となりました。

この日も時折強風に見舞われる中、のぼり旗が倒れないようにポールを持ちながら、そして随分大きくなったお腹をかかえての演説でしたが、今年有権者となる若い力に大いに期待してお話したテーマは2つ。私が区政にチャレンジしようと思ったきっかけであり、政策の要である『子どもたちを放射能汚染から守りたい』=【脱被曝】。そして、『政治・選挙への関心を今以上に持ってもらいたい。若い世代の政治参画』=【卒無関心】。3.11からまもなく丸4年となる被災地の子どもたちから託された「おとなへのお願い」(東京ではまるで何事もなかったかのように見えるけれど、福島では今日もなお毎日、放射線量が開示されていて、甲状腺がんなどの怯えて暮らす日々であること)(被災3県では、今も仮設住宅に暮らす人や、住み慣れた故郷をすてざるをえない判断を強いられて他県で暮らす子どもたちのこと)(4年を経た今、子どもの遊びや学び、放課後の学習支援など子どもの育ち支援に大きな格差が生まれていること)も一緒に伝えました。上手く伝えられたか正直不安です。ですが、オリンピック景気を当て込んだような公共事業や観光立国宣言が華々しいなかだからこそ、3.11からの復旧・復興・再生に心を痛め、被曝の問題ではおとなの数倍~10倍もの被害を余儀なくされる、そういう「被災地の子どもたちの声」も、毎回話していきたいと思っています。

通りすがりに政策チラシを受け取ってくれた晴れ着姿の新成人の皆さん、そして小さい子が私の顔のついた政策チラシを受け取りに来てくれたり、チラシを手にしてくれたお母さんが「頑張ってくださいね!」と、声をかけてくださったり、寒風が吹きすさぶようななか、少々きつい駅頭遊説でしたが、たくさんのありがたい反応をいただきました。 

毎日新聞ガラスの天井女性と政治5_20150106_に品川ネットが紹介されました! 

ところで、すでにお目に留めていただいた方も多数いらっしゃるかと、今更なのですが……。毎日新聞(朝刊)の「くらしナビ」のコーナーで、この11日から始まった新連載『ガラスの天井 女性と政治』(16日号)に、設立から40年、すでに150人を超える女性議員を生み出してきた生活者ネットワークの取り組みが紹介され、品川・生活者ネットワークの活動や私、田中さやかのことも記事にしていただきました。昨年末、新聞社からの要請があって取材を受けたもので、出産を控えてなお議会への政治参画にチャレンジしようといった、当事者参加の大事さを訴えてきた私のことを目に止めていただたよう……。当初は、「記者取材」という言葉に、好きなように書かれちゃうのかな、とか、生活者ネットを代弁してきちんと発言できるかなとか、どちらかと言うとネガティブな想像が先行したものでした。でも実際に受けた取材はすごく楽しくて、それまでのたくさんの出会いや与えていただいたチャンスに、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

私、田中さやかの発信に応じてくださったり、遊説に耳を傾けてくださっている皆さん、私に関わってくれているすべての皆さん、そして、今回取材に出向いてくださった女性記者の吉永さん、皆さん本当にありがとうございます。これからも、ご批判を含めて、ご意見や対案などお寄せいただけますよう、よろしくお願いします。<たなか・さやか>