初めての質問:その② ~発言を許された委員以外の声は議事録に残りません~
区民委員会、二つ目の質問は「地区委員会連合会事業の地域環境実態調査」についてです。
私> 地区委員会連合会事業の地域環境実態調査で、コンビニなどでの有害図書(調査)について書かれています(→書店、コンビニ等における有害図書における区分陳列・包装状況の調査))。これは調査するだけですか? (それとも)調査して後、区がコンビニ等に注意等を(喚起)することは出来るものなのですか?
(ここで、またしてもザワザワ…そして、なんかかんか様々な声)(行政職員からは、キチンと答えて頂いたのでしたが、集中して聞けず。「警察へ連絡し、警察からの指示を求める…といったことだったと思います)
私> 有害図書が開かないように工夫されているのであれば有難いのですが、表紙が過激だったりするので、小学生などの目にもふれてしまうのですね、有害図書は、普通の図書と小さな仕切りで区別するだけでなく、別の場所へ移動してもらえるように伝えて頂けるとたすかります。
次に三つ目質問は「少年少女スポーツ普及支援事業助成」についてです。
オリンピック・パラリンピック開催に向け、区内の少年少女スポーツ団体への支援を行い、各種目の強化と、区民に対しては開催機運を高めるといった事業が開始しようとしています。
私> またしても(質問で)すみません。(この件で)三つ四つ質問させてください。まず、予算の200万円は区のお金ですか? それとも都の助成でしょうか? そして助成を行う期間はオリンピックまでの予算ですか? それともオリンピック後も続くのですか? もしも、オリンピック後の継続はしないという場合、団体が助成金で大会を開催していた場合には、5年後に耐えられない状況にはなりませんか? 対象助成団体はいくつありますか? 団体数が多い場合、対象助成団体は毎年変わりますか? (逆に)対象助成団体が少なく、予算が余った場合はどうなりますか?
オリンピック・パラリンピックの競技にかかわらず、子どもたちがスポーツへの関心を持つように、学校教育での(ボールなどの)設備の充実・強化もあわせて行うことが求められますが、区の考えを教えてください。
(これはネットの、井上八重子前区議らと話し合った上での質問でしたから、的確な問うべき質問!だったのですが、なぜか、「またかよ」と言わんばかりの笑いと空気感。そしてザワザワ…。)
職員> 予算は区のお金。一般財源で予算が付いている(ここで、議員の間から「へェー」の反応あり)。100以上の該当団体があり、予算が余ることはないと思うが、万が一余った場合は区へ戻る(ここでなぜか、またしても笑い)。
学校教育へのボールなどの設備は教育委員会へ。今回はオリンピックなので…(これはこちらの思いが伝わっていませんでした。私の説明が上手くなかったために、こんな答え=噛み合わない結果になってしまったと感じています)。
期間については、「『今年度は…』と言うことなのでー」(といった応答で、ここでまたしても周囲から笑いが起きたのです?)(とはっきりしない。)
(ですが、委員会の資料には【事業開始平成27年】と確かに書いてあるのですね。「『試しに今年だけ』よ」ということであれば、【事業「開始」】とは書かないはず〜と…(・_・; 私と、3期12年の議員経験がある井上前区議の読み方がオカシイのでしょうか…(._.)?? しかし、税金が拠出される助成事業であれば、目的、拡大方針、助成期間などが示されなければおかしいですし、このことはさらに確認していかねばならないと考えているところです。
そして、最後の質問は「品川区電力節減方針」についてです。
私> 「協力関係にある商店街や、企業のCSRへの働きかけは行っていますか? 行っているとしたら具体的にどのようなことなのかお知らせください(ここでも「やれやれ…」といった空気感。そして色々な私語と雑音の中から聞こえたのは「…みんな優しいよなー」の声)。
(前文はなんであったのか分かりませんが、ともあれ、皆さんの優しさでお仕事を学べていることに感謝です(^^))
職員> 品川区全体で節電対策をしているので、商店街も引き受けていると…(暗黙の了解といった限りなのか? ここもはっきりしない)。CSRの協議もしています。(…とのこと、今回は、これ以上の答弁を引き出すことはできませんでした。)
これで区民委員会は終了し、委員の皆さん急いで帰られる中、私も授乳があるので急がないと…と、思っていたのですが、委員長と副員長から呼び止められ、そこで、おしえられたことは、
◆質問するときは、挙手だけでなく「委員長!」と声をだすこと、
◆質問はまとめてすることと、二つ目(三つ目?)の質問の仕方は良かったよ!
◆生活者ネットには、優秀な先輩議員がたくさんいると思うので、しっかり勉強しなさいね。
とのこと。右往左往の初質問に、助言と労いをいただきましたので、「ありがとうございます。頑張ります!」とお礼を述べ、ダッシュで授乳へ向かいました(ミルクを用意するのを忘れて、井上前区議に預けっぱなしでしたので、お腹をすかしているかしら、とすこし心配しながら…)。
初めての委員会は、こんな感じでしたが、ともかく無事に(?)終了。今回学んだあれもこれも、合点のいくこと(いかないことも)、諸々をあすの活動に活かし、選挙で訴えた市民政策を実現に向けるよう、頑張っていきたいと切に思っています。
みなさん是非、委員会へ傍聴に足を運んでください。手を挙げて、発言を許された委員(議員)の意見は議事録に載りますが、発言を許された委員以外の声は議事録には残りません。ですから、今回、このようにカッコ付きで、字幕報告をしたような部分=私の質問中に聞こえてきた声もザワザワも議事録には一切載らず、決して残らないのです。是非、委員会傍聴をお願いし、議事録に残らない会議中の現場の声を聴いていただけたらと思います。傍聴する方がいらっしゃると、緊張感も増しますし、質疑も活発に行われるに違いなく、より良い品川区をつくっていくためにも、市民のみなさんの「傍聴から始まる政治参加」が必要です(^^)!!
今(だから)しか書けない初質問の顛末、最後までお読みいただき、ありがとうございます。区政へのご意見・ご提案を、田中さやかの「お問い合わせ」メールフォームから、いつでもお寄せください。(たなか・さやか)