武蔵小山緑道公園フェスティバルに参加しました!~荏原地区に子どもの居場所をつくろう!~
2024年10月30日(日)
武蔵小山緑道公園で”荏原地区に子どもの居場所をつくろう!”と目指す、子どもや保護者が中心となり初めて開催されたフェスティバルに参加しました。
子どもたちが自分たちで考えた店舗が並び、どこのお店も大盛況でした!
以下、フェスティバルの様子を報告いたします。
◇星の子サロン 出店:アクセスバーズ・育児相談・(子どもによる)プラレールコーナー
児童精神科医によるアクセスバース等のブースでは、子どもたちが子育て相談ブースとして用意していた机や椅子を活用し、憩いの場をつくっていました。
”机と椅子があるだけで、子どもは自分たちの居場所をつくれてしまうのか!”と、
子どもたちの閃き、思考は偉大だなーと改めて気づかされました。
◇地域の子ども出店:的当てゲーム
ブルーシートに的をつくり、飛行機を飛ばして的を撃つゲームは子どもたちの発案です。
無料で遊ぶこともでき、有料の場合は景品付きで子どもはもちろん、大人にも大人気の的当てゲームでした!
お互いを知っているお友達同士での出店なので、それぞれの得意を活かせる役割分担でお店を盛り上げていました。
また、お店番だけではなくフェスにきてくれた人に
”地域に欲しいもの、地域で困っていることについて教えてください!”と、積極的にアンケートの聞き取りもおこなっていました。
(アンケート結果は文末にある画像をご確認ください)
◇エルムアカデミー :小学部・中学部・高等部がそれぞれ出店していました!!
小学部はスーパーボールすくいとコイン落としをMIXしたオリジナルゲームを出店。
中学部は学年ごとに、フリーマーケット・型抜き・ボール的投げ・天然石のビン詰めワークショップ。
高学年は、石川県輪島支援ブースとして輪島塗のピアスや箸、そしてエルムアカデミーで育てている野菜やお米を販売していました。
エルムの子どもたちも自分たちで出店の構成などを考え、また、フェスティバル開催に向けた会議にも積極的に参加してきたと伺いました。
出店している子どもや、遊びに来た子どもと一緒に遊んでくれたりなど、
とても頼もしい様子をみせてくれました。
◇Las Lucesさん:優しい素材の美味しい焼き菓子専門店!
子どもにも安心して食べさせられるシンプルな素材の焼き菓子販売。
どこで出店しても大人気のお菓子屋さんは、ここでもやはり大盛況でした!
◇生活クラブ・まち品川:美味しい消費材の紹介と、人と環境にやさしいせっけんを使用したこねこねせっけんブースを出店。
生活クラブが試飲で提供していた無添加みかんジュース。
我が家でも大人気のみかんジュースは国産の温州みかんを、1個1個外皮をむいて搾ったストレート果汁100%です。
生活クラブのポスターの意味が素敵だったのでご紹介します。
◇生活クラブの”つながるローカルSDGs”◇
つくる、つかう、食べる、手渡す。
つながるローカルSDGs
たとえ、ひとりの手は小さくても。
想いを分かちあう仲間がいれば、何かが生まれる、何かが動く。
安心できる食の国内生産を持続可能なものに。
再生可能エネルギーをもっと身近なものに。
誰ひとり取り残さない社会を実現するために。
意志ある生産者と消費者が手を組み、
循環と共生の輪を広げていく。
地域や世代をこえ、未来のいのちへ続いていく。
新しい仕組みづくり、私たちと一緒にはじめませんか。
こねこねせっけんコーナーでは、
”なぜ、せっけんが良いのか?”を伝えるPOPと、
現在、大きな社会問題となっている”香害”を周知するポスターが掲示されていました。
(香害については、香りの害=香害(こうがい)をご存知ですか?をご一読ください。)
周知がまだまだ進んでいない”合成洗剤とせっけんの違い”について、真剣にPOPに目を通してくださる方がいました。
このような周知活動から、少しずつでも環境問題に関心を持ち
環境改善に向けて自分の生活から変えていく人を増やしていきたいです。
(せっけん運動ネットワーク ←せっけんをはじめとして環境問題について学ぶことができます)
子どもたちが楽しみながら環境問題を知ることができる”こねこねせっけん”コーナーも大人気でした!
素敵なせっけんが沢山できました!!
我が子はポプリ入りのせっけんを作り、プレゼントしてくれました☆
◇地域の方々からの声◇
1番多く寄せられていたのは、地域の公園の改善でした。
なかには、”公園や地域に緑が少ないことや、神宮前再開発で木が伐採されてしまうことに強い危機感を持っている。”と、熱弁してくれた低学年の子もおり、
大人が思っている以上に子どもたちは周りをよく見えているし、課題意識を持っているなと感じることができました。
その他には高齢者福祉施設の充実など、品川区特有の区境に区有施設が不足している課題が見えました。
地域に子どもの居場所ができると、自然に顔が見える関係性がうまれます。
顔見知りが多くいる地域は、防災や防犯に強い地域となり、支え合う力に繋がります。
誰も孤立しない人と人が繋がることができ地域づくりを、私もみんなと一緒につくっていきたい!と強く思いました。
まずは地域に常設型の子どもの居場所をつくり、
子どもたちが安心できる居場所を確保し提供したいです。