3.11から14年。原発事故は終わっていない。~原発回帰は許さない~

2011年3月11日、東日本大震災が発生し、その後、起きてしまった東京電力福島第一原発事故から14年が経過します。

2011年の原発事故後。声を挙げて行動をしないと、子どもの未来を守れないと考え、子どもと共にデモなどに参加。

当時、県内にいた子どもたちが声を挙げているという記事を読みました。
福島で多発する子どもの甲状腺がん 原発事故から14年 声を上げ始めた当事者たち(北海道新聞)

判決は3年後〜子ども甲状腺がん裁判の見通しOurPlanet-TV

2011年当時、私も2歳になる子どもを育てていました。
地震、津波の被害の大きさに愕然とし、
原発が爆発する様子をテレビ越しに観たときは、目の前が真っ暗になるようでした。

目に見えない放射能が拡散されてしまった現実をどのように受け止めればいいのか。
子どもを放射能からどのように守っていけばよいのか。

子どもが手にする土、生きるために必要な空気、水…。
生きることに必要な全てに対して、放射能の存在を意識しながら生きていかなければならない未来への絶望と、子どもの健康と将来を悲観する日々を送りました。
そして何より、原発の存在を意識せずに生活してきた”それまでの自分”に激しい怒りと後悔の念が押し寄せてきました。

また、戦争で原爆を落とされ酷い惨状を体験したのに、日本全国に原発の設置を許してきた当時の大人・政府に対しても激しい怒りの感情が湧きあがりました。

自分が政治に向き合ってこなかったことも、この事故が起きてしまった要因の一つだと考えました。
子どもたちの未来に取り返しのつかない大きな負の遺産を残してしまった事実に向き合い、子どもたちに恥じない行動をしなければならないと強く思い、私の活動は始まりました。
14年経った現在も、その気持ちを忘れていません。
そして原発・核を世界から無くすためにこれからも発信・活動を続けます。

もう二度と、帰れない土地を作ってはいけない。
原発で苦しむ人々を増やしてはいけない。
そのためにも、政府の原発回帰は認めることはできません。
(2025年2月18日 エネルギー基本計画を改定。閣議決定した。
画像:ふくしま復興情報ポータルサイトより

品川区など各地で3.11に関する企画が行われます。
以下、一部ご紹介いたします。

■―さよなら原発特別講演会―自然エネルギーへのシフトで日本再生を■
3月15日(土)13:30~
品川区中小企業センター2階大講習室
講師:衆議院議員 山崎 誠さん
参加費:無料・Zoom有
主催:品川パレード実行委員会・市民連合しながわ
連絡先:090-2557-2130(かんの)

■原発事故から14年■
・3月22日(土)~27日(木)9:30-17:00
練馬文化センターギャラリー(東京都練馬区練馬1-17-37)

・3月22日(土)14:00~
クラフトビレッジ西小山(東京都目黒区原町1-7-8)
南相馬市からの避難者、井上美和子さんの朗読劇「ほんじもよぉ語り」。

朗読劇のお申し込み→https://x.gd/yZqUN

■原発いらない戦争とめよう!品川パレード■
3月29日(土) 10:30集合 しながわ中央公園