2023年、新しい年を迎えました。

お正月のお花を夫と下の子が買ってきてくれました。

2023年、新しい年を迎えました。
本年もよろしくお願いいたします。

「おめでとう」と祝う余裕もなく、新しい年を迎えた方もたくさんいらっしゃると思います。
1日も早く、日の光が誰にも等しく降り注いでくれることを願い新年のご挨拶といたします。

東京電力福島第一原発事故が起き、原子力緊急事態宣言が発令されてから12年目を迎えます。
これだけの月日が過ぎても、未だに故郷に帰れない方がいること。さらには、原発事故の収束の目途もついていないことを忘れてはいけません。
生物や環境に甚大な影響を及ぼす原発は、決して安全なものでも安価なものでもなかった。ということは、原発事故から明確になり、誰もが知ることとなりました。

このような状況下で、岸田政権は2022年12月にGX(グリーントランスフォーメーション)に関する基本方針の中で原子力について、「将来にわたって持続的に活用する」と明記するなど、原発事故以来、原発の新増設・建て替えを「想定しない」としてきた政策を転換しました。

原発事故は何も収束していません。そして世界では、再生可能エネルギーをすすめています。
また、戦争により原発を持つリスクが明らかになったこの状況で、岸田政権の方針転換は許されるものではありません。引き続き、脱原発と、再生可能エネルギーの普及を訴えてまいります。

 

新型コロナウイルスの感染拡大からは3年が経過しました。
現在も感染が広がる中で、必要な医療に辿り着けない方が多くおり、また、後遺症に悩まされる方たちの存在もあります。非正規雇用者、子どもなど、弱い立場にある人たちの生活を直撃し続けていることも忘れてはなりません。

しかし、現政権は、市民生活の改善や向上には目もくれず、憲法を無視して敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有や、防衛費の大幅増を明記した安保3文書を閣議決定しました。

政治の役割は、市民の生活や命を守り、市民生活が豊かになるように政策を生み出し実現することです。
「市民のための政治」が実現するように、地域から声をあげていきます。

 

品川区では、羽田新飛行ルートやリニア中央新幹線の大深度地下工事。
当事者を無視し、トップダウンで方針決定した区立単独幼稚園の閉園問題。
区内各地で地域住民への十分な説明がないまま進められる超高層ビル化の再開発や、広町地区再開発に併せた新庁舎建設計画…等々、課題が山積しています。

当事者の声を聴き、共に理解し合い、協力しあうことは、何においても基本です。
そして、日々の生活に不安を抱き困窮している人たちへの継続的な支援こそが重要です。
引き続き政策提案に繋げてまいります。

子ども・若者が「助けて」と、安心して声をあげられる相談・救済の仕組みを構築させることも急務です。
昨年末の私の一般質問では、品川区子どもの権利条例制定や、子どもの権利擁護機関の設置に向けてようやく品川区の前向きな姿勢を答弁から引き出すことができました。
子ども・若者が希望をもてるまちに変えていきます。
(一般質問の録画中継は、こちらからご確認ください。)

皆さまが発信してくださる声をしっかり受け止めて、誰もが安心して生活ができる品川のまちづくりを実現していきます。

ご意見・ご相談は、こちらからお気軽にお寄せください。