「DV根絶パネル展示」がきゅりあんイベントホールで実現しました

何気ない日常生活のあちこちで起きているDVがパネル上にストーリーとして浮き彫りにされ、「DVは他人事でない」と気づくことが出来るパネル展示会が開催されます。

毎年11月12日から11月25日(女性に対する暴力撤廃国際日)までの2週間を「女性に対する暴力をなくす運動」期間としています。連動して品川区の男女共同参画センターや人権啓発課で様々な企画が行われます。

紹介するDV根絶パネルについは、私は2017年3月の予算特別委員会で、以下のような提案をしました。当時の課長から前向きな答弁があり、2018年に予算が付き実施に至ったという経過があります。   <たなか・さやか>

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品川区議会議事録抜粋2017-03-09

◯田中委員  1つ提案です。ありふれた日常生活の中にドメスティック・バイオレンスが起こっていることが表現されており、DVは一部の人だけの問題ではなく、誰の周りにも起こり得る身近な問題だということが伝わる内容の写真パネルが全国に貸出しをされています。これは2010年に、広告業界の直木賞と称されるTCC賞に選ばれたもので、DV支援などに取り組むNPOが作成したものです。ちなみに、大田区でも、DV防止月間に合わせてこの写真パネルの展示会が行われたそうです。今年のDV月間に、ぜひ品川区でも展示開催を検討してみてはいかがでしょうか。

◯島袋人権啓発課長  11月は男女共同フォーラムがございます。この中でも、やはりDVに関する、委員の今ご指摘のものを取り入れられていくように検討していきたいと思っているところです。また、DVの理解者基礎講座の中では、加害者対応、先ほどもお話しされました、誰もが加害者になる、でもそういった意味の実感がないというところもございますので、まずはこの2月に職員向けに研修をさせていただきましたので、地道ではございますが、取り組んでまいりたい課題だと考えております。

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品川HPはこちら 

「心に響かせるDV根絶パネル」を展示します

全国各地で感動の輪を広げる「心に響かせるDV根絶パネル」を NPO法人男女平等参画推進みなと のご協力により、「しながわ人権のひろば2018」で展示します。このパネルは、何気ない日常生活のあちこちで起きているDVがパネル上にコピーと写真でストーリーとして浮き彫りにされています。通りすがりにチラッと見た人にも一種のショックを与え「DVは他人事でない」と気づかせてくれます。
同じ会場で展示している品川区内小中学生の人権標語・ポスターとともにぜひこの機会にご覧ください。

会場:きゅりあん7階イベントホール
日時:平成30年12月8日(土)~10日(月)午前9時~午後7時まで(10日は午後3時まで)

*今回の展示パネルは、2010年にTCC賞(東京コピーライターズクラブ賞)を受賞した作品の一部をNPO法人男平等参画推進みなとからお借りしたものです。