地域から政治の流れを変える-人権・平和をまもるまちをつくる
節分の日の2月3日、初めて生活者ネットワークの政策宣伝カーで区内を回り、政策を訴えました!
いつも遊説している戸越公園入口。ここでは、犬を抱えて日向ぼっこをしている高齢とおぼしき女性が3人…。私の「田中さやか政策レポート」をお渡ししてお話を伺うと、――近くに一人暮らしの方いるの。その人に、いつもうちにおいでと誘うのよ。一緒にお茶してお話しするだけだけど、とっても喜んでくれるの。あなたにはまだわからないかもしれないけど、高齢者は行くところがない人が多いのよ。近くにちょっと集まれる場所がほしいわ――と、教えてくださいました。昨年来つづけているネットの「まち歩き調査」「空き家・空き店舗調査」からは、予想以上に多い空き家の実態が見て取れました。空き家の有効活用で地域に世代を超えて集まれるような場、支え合いの居場所を、と構想している私たちにとって、あらためて実態を知る場面となりました。
武蔵小山~荏原南公園~西小山駅前は、いつもの私の遊説ポイントです。がんばってね、と声をかけてくださる方も。荏原南公園は梅の花がほころび始めていて、寒い中でも立春を実感、巡り来る春ももうすぐそこ。公園では、ここでも日中の日差しをたのしんでいらっしゃる高齢者の皆さん、そして子どもたちが遊んでいる普段の午後の風景が見られました。
国際ニュースからは、ISISによる邦人殺害事件が報道されるなどこころが痛む、本当に残念で厳しい状況が伝えられています。邦人誘拐からISISがテロ行為に至る狭間と、首相の中東での適切を欠く発言、その後の政府の行動との符帳。テロは許されざる行為ですが、いったい方策は尽くされたのか、そして私たち日本人はこれからどう行動すればよいのか、考えることの多い週明けです。
幼稚園に預けている長女(年長組)は、今朝から「豆まき」をとても楽しみに登園しました。今ころは「福は内~」かしら、そんなことを頭に浮かべながら、ここでは公園の子どもたちにむけて、私はおとなの一人として、日本を戦争をしない、他国にもさせない国にする、人権と平和をまもる社会を子どもたちに残したい、と訴えました。
政治の流れを変える-地域から人権・平和をまもるまちをつくる
右傾化する現政権。統一地方選挙後の5月には自衛隊が海外で、いつでも武力行使できる国にと、関連法案を国会に提出しようとしています。この夏を「戦後70年」として迎えられるか、戻ることができない「戦争のできる国-元年」になってしまうか、2015年は私たちにとって正念場の年。地域から政治の流れを変えるために、4月の統一地方選挙は本当に重要な選挙です。<たなか・さやか>