女性議員率100%を47年継続している地域政党『生活者ネットワーク』台湾大学 黄長玲教授から『女性の政治参加』をテーマにインタビューを受けました。

2023年2月3日(金)
「ジェンダー・クォーター制と地方女性の政治参画:東アジアの経験から」という研究プロジェクトの調査に、台湾大学 黄長玲教授が品川・生活者ネットワークに訪れました。

左からいながき孝子、黄長玲教授、田中さやか、吉田ゆみこ、助手で通訳の李暁雪さん。

インタビューでは、
①政治家をめざすようになったきっかけ
②議員生活の中でパワハラやヤジを受けたことがあるか
③議会や審議会などの場でクオーター制を導入することについて
④生活者ネットワークのルールについて(ローテーション・議員報酬のカンパ)
⑤政治家になったメリットとデメリット
…など、多岐にわたる質問を受けました。

黄教授によると、女性の政治参加状況を研究している学者や研究者の中では、生活者ネットワークの取り組みはとても有名であると評価をいただきました。

また、女性議員率100%で47年間継続している政党は、世界でも珍しい(唯一?)ということも伺いました。

インタビューを通して、生活者ネットワークの先輩たちのこれまでの活動の歴史も知ることができました。
また、ジェンダーを研究しているあらゆる世界の方々が、私たちの活動に注目をしていることに驚きと緊張と共に、日ごろの活動に自信をもつことができました。

Bicycle Citizens: The Political World of the Japanese Housewife (Asia, Local Studies, Global Themes, 1)
アメリカの研究者が24年前に出版した本にも、生活者ネットワークの活動が紹介されているそうです。

生活者ネットワークの政治は、市民のための政治を実現するための政治です。
「政治」に諦めてしまった人に特に、生活者ネットワークの政治を知ってほしいと思います。

生活者ネットワークのルールについて詳細を知りたい方は、私、田中さやかが過去に受けたインタビューをご確認ください。
フレッシュインタビュー①「生活者のことを本当に考えた政治家を選ぼう」