地域から政治の流れを変える-人権・平和をまもるまちをつくる

初めて、生活者ネットワークの政策宣伝カーで区内を回り政策を訴えました。武蔵小山~西小山~荏原といつもの遊説ポイントにも。足を止めてくださった皆さんに感謝! 荏原南公園では、ほころびはじめた紅梅にうっとり。生活者ネットワーク田中さやかの「人権・平和政策」の一端をお話ししました。非核地帯宣言への参加や平和都市宣言、品川区平和条例の制定を提案・実現して、おとなと子どもが憲法を学ぶ市民運営の講座が、各町のみんなの居場所で自由に行われるようなそういうまちづくりを提案したい…2月3日

 節分の日の23日、初めて生活者ネットワークの政策宣伝カーで区内を回り、政策を訴えました!

いつも遊説している戸越公園入口。ここでは、犬を抱えて日向ぼっこをしている高齢とおぼしき女性が3人…。私の「田中さやか政策レポート」をお渡ししてお話を伺うと、――近くに一人暮らしの方いるの。その人に、いつもうちにおいでと誘うのよ。一緒にお茶してお話しするだけだけど、とっても喜んでくれるの。あなたにはまだわからないかもしれないけど、高齢者は行くところがない人が多いのよ。近くにちょっと集まれる場所がほしいわ――と、教えてくださいました。昨年来つづけているネットの「まち歩き調査」「空き家・空き店舗調査」からは、予想以上に多い空き家の実態が見て取れました。空き家の有効活用で地域に世代を超えて集まれるような場、支え合いの居場所を、と構想している私たちにとって、あらためて実態を知る場面となりました。

武蔵小山~荏原南公園~西小山駅前は、いつもの私の遊説ポイントです。がんばってね、と声をかけてくださる方も。荏原南公園は梅の花がほころび始めていて、寒い中でも立春を実感、巡り来る春ももうすぐそこ。公園では、ここでも日中の日差しをたのしんでいらっしゃる高齢者の皆さん、そして子どもたちが遊んでいる普段の午後の風景が見られました。

国際ニュースからは、ISISによる邦人殺害事件が報道されるなどこころが痛む、本当に残念で厳しい状況が伝えられています。邦人誘拐からISISがテロ行為に至る狭間と、首相の中東での適切を欠く発言、その後の政府の行動との符帳。テロは許されざる行為ですが、いったい方策は尽くされたのか、そして私たち日本人はこれからどう行動すればよいのか、考えることの多い週明けです。

幼稚園に預けている長女(年長組)は、今朝から「豆まき」をとても楽しみに登園しました。今ころは「福は内~」かしら、そんなことを頭に浮かべながら、ここでは公園の子どもたちにむけて、私はおとなの一人として、日本を戦争をしない、他国にもさせない国にする、人権と平和をまもる社会を子どもたちに残したい、と訴えました。

政治の流れを変える-地域から人権・平和をまもるまちをつくる

右傾化する現政権。統一地方選挙後の5月には自衛隊が海外で、いつでも武力行使できる国にと、関連法案を国会に提出しようとしています。この夏を「戦後70年」として迎えられるか、戻ることができない「戦争のできる国-元年」になってしまうか、2015年は私たちにとって正念場の年。地域から政治の流れを変えるために、4月の統一地方選挙は本当に重要な選挙です。<たなか・さやか>