お絵かきワークショップ「へいわってどんないろ?」

IMG_65524月24日、文京区にある、紙芝居や児童図書を出版する童心社で、お絵かきピース実行委員会が主催する標記のイベントに、子どもたちと参加しました。そのイベントは、『へいわってどんなこと?』という絵本の作者である浜田桂子さんが子どもたちと一緒に、絵を通して平和について考え、自由に絵を描いて表現する「お絵かきワークショップ」です。

絵本『へいわってどんなこと?』は、「ご飯を食べられること」、「安心して寝ることが出来ること」、「大切な人といつも一緒に居られること」など、日常行われている些細な当たり前と思われる事柄が、実は「へいわ」の上で成り立っているかけがえのないこと・ものであることを教えてくれています。

浜田さんご本人が「へいわってどんなこと?」の絵本の読み聞かせをした後に、子どもたちが好きな大きIMG_7539さの画用紙を選んで自由に「へいわ」について考え、思い思いの絵をかきました。 「へいわってどんなことかな?」と子ども同士で話しあいながら、ジャンプして遊んでいるお友だちの様子を思い出して描いたり、太陽やうさぎを明るい色づかいで自由な形で元気いっぱいに表現して描いたりと、一人ひとりがそれぞれ「へいわ」について考えている様子が微笑ましくもありました。

画用紙に向かっている子どもたちの笑顔を眺めながら、「平和って、こういうことなんだなー。」と思い至るひと時でした。

IMG_2594一方、今の日本の子どもたちを取り巻く状況は、はたして「へいわ」な環境にあるのか首をかしげたくなります。 子どもたちの教育現場では、日本が犯した戦争の侵略の歴史を無いものとしようとする動きが全国的に広がってきています。「国のために死ぬという愛国心をどう教育するかが非常に重要だ」などと、過去の戦争を彷彿させる発言をする議員も現に存在します。

また親の生活困窮によって、子どもたちが貧困におかれる状況は改善の兆しが見られず、学習面にも支障をきたしています。この状態が続けば、結果的に就労の機会がせばめられ、貧困の連鎖を断ち切ることは困難です。

~~人権・自由・公共の福祉が保障される、真に平和な社会の一員として、現在と未来を生きていく~~子どもたちが、笑顔でのびのびと自由に過ごせる環境、すなわち「へいわ」を、大人は責任をもって引き継がなければならないとお絵かきワークショップ体験を通して改めて感じました。(たなか・さやか)IMG_4555